MIDI-PACの成功を受け、WORP3(Tjeerd Veenstra)氏が、新たなるハード「オービット」の開発に歩みだしました。「オービット」は全く新しいMSX互換システムですが、現在明らかになっている仕様から、同氏の狙いがそれ以上のものであることがうかがえます。
- 全面的にパイプライン化された32ビットアーキテクチャZ80/R800 コンパチCPU
- 32ビットバス・最小キャパシティ2GBのメインメモリ
- HDTVを十分に扱えるハイエンドビデオプロセッサ。VDPは高帯域メモリとV9958互換サブセットを備えたものになる予定。
- オンボードのサウンドプロセッサ。
- 19インチハーフラックサイズケース筐体。マウント用ラック搭載。
WORP3氏が発表したところによれば、MSXとしてはこれまでにない、非常に興味深いスペックと筐体デザインを備えています。昨年開催のMSXフェアにて、「オービット」の情報は少し公開されていましたが、公式サイトは近日中にオープンする予定です。もちろんMRCでは、このプロジェクトの進捗や情報を今後もお伝えしていく予定です。
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